今、週刊少年マガジンにて大人気連載中の野球漫画『ダイヤのエース』の登場人物を紹介していきたいと思います。今回は本作品の主人公、沢村栄純(さわむらえいじゅん)の最大のライバル降谷暁(ふるやさとる)についてのご紹介です。
降谷暁(ふるやさとる)
怪物ピッチャー
投手
右投げ右打ち
北海道苫小牧中学出身
血液型O型
7月1日生まれ
現状
背番号18(1春)→11(1夏)→1(1秋 – 2春)→11(2夏 -)
打順は主に7番(1夏)→6番(1秋)
2年春の選抜高校野球甲子園大会において、対巨摩大藤巻戦と日本庄野戦で最速154km/hの球速を記録した。浮き上がるかと錯覚するかのような150km/h前後の剛速球を投げる。
特徴
長打力と強肩を買われ、マウンド降板後もレフトの守備に入ることが多い。しかしピッチングの組み立てやペース配分、制球力などは未熟で投球数が増えたりランナーを出してセットポジションになると打たれやすくなるなどの課題も多い。
また、落合コーチからは「一人だけずば抜けてモノが違う」「私なら秋の大会は降谷と心中する、いっそのことエースで4番もあり」と高く評価されている。表情の変化に乏しく無愛想でクールで口数も少なく、「一匹狼」的な存在だが、内には並々ならぬ闘志が漲っており、感情の起伏は分かりやすい。実はかなりの天然ボケで、他人の話を聞かないことも多く、特に自分に都合の悪い話をよく無視する。表には出さないが、沢村の明るく誰とでも話せる性格を羨ましく思っている。自分の球を簡単に捕球する1学年上の先輩御幸を尊敬している。自分の後ろを守ってくれている3年生をはじめとした先輩たちの努力を聞いて以来、畏敬の念を抱くようになった。
守備
2年夏の八弥王子戦で自己最速を更新する155km/h、決勝の稲城実業戦では更に更新する156km/hを記録した。投げる試合はすべてノーヒットノーランを達成するという意識が強く、マウンドに対する執着心が非常に強い。周囲からたびたび休めと言われるほど練習熱心で、投球練習を止められたり、マウンドから降ろされる際にはオーラを発するほど不機嫌になる。球種は高校に入るまでは速球のみだったが、大阪桐生との練習試合でスプリット (SFF)を習得した。秋の大会で好投した沢村に影響され、自分も変化球を教わろうと落合コーチに志願し、縦スライダーの習得に成功した。
打撃
2学年上の先輩クリス曰く「センスの塊」で、打撃面もムラがあるがバックスクリーンへの本塁打を量産できる長打力の持ち主。
打撃には全くと言って良いほど興味がないため、バッティング練習の際もピッチングの事を考えている。
備考
沢村のことを「栄純」と下の名前で呼ぶ数少ないチームメイト(春市のみ「栄純くん」と呼んでおり、ほとんどのチームメイトは沢村と呼んでいる)。エース争いのライバルである沢村の素質は当初から認めており、出会った際にキャッチボールしたとき捕りにくいということは打ちにくいとムービングボールを褒めている。2年夏は片岡監督の意向で背番号11に戻ったほか、二刀流の起用も減っており、投手として出場しない際は後輩の将司が打撃を期待されて左翼手に起用されているほか、先輩の麻生が守備を期待されて左翼手についている。
まとめ
沢村栄純にエースナンバーを取られてしまい悔しそうな降谷でしたが、今後どのように成長していくのかが楽しみですね。同じ学年に切磋琢磨し合えるライバルが居るという事がチームの成長にも大きな影響をもたらしてくれるはずです。次回はこの2人を引チームの要、御幸一也を紹介します。今後ともよろしくお願いいたします。